日本でチップを渡すと怪しまれる!自国との文化の違いに注意が必要!

DATE:2017/02/17

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海外では、相手に何かをしてもらったらお礼としてお金を渡すことをチップと言いますよね。
ですが、このチップ。日本ですると、怪しまれたり受け取られず返されるケースが多くあります。
海外の方からしたら「なんで?」って思ってしまうかもしれませんが、これは日本人の国民性みたいなものなのです。
日本、とくにサービス業ではお客様に対して「おもてなし精神」があります。これは、「お客様が満足していただけるような言動をとることは当たり前」という精神であり、逆にそうではなかった場合は相手に失礼なことをしてしまったということになってしまうのです。

チップを渡す機会が多いのは、ホテルや飲食店だと思います。
ですが、こういった場でのチップは不要です。逆にお礼の気持ちで置いていったチップを、店員が追いかけてきて「忘れていかれましたよ」「多めにお支払いされてましたよ」などの理由で、受け取られずに返されてしまうケースが多いと思います。
これは、「チップの金額が少ない」や「もっとくれないと受け取らない」などの理由ではなく、日本人の国民性や風習として、おもてなし精神で行ったことに対してチップをもらうということに慣れていないのです。
ですので、もしチップを受け取ってもらえなくても、お気になさらないでください。

海外ではお礼代わりに渡すチップ。そのチップを渡すことができないとなれば、「どうやってお礼を伝えたらいいのか?」となりますよね。
これは至ってシンプルで「ありがとう」や自国の言葉でお礼や感謝の言葉を口で伝えたらいいのです。
「それだけでいいの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、店員・従業員側からするとお客様に直接お礼や感謝を言ってもらえることはそれだけで嬉しいものです。
それこそ、お店側からしたらお客様に満足していただけるような接客をするのは当たり前なことのため、それに対してお礼や感謝を言ってもらえたとなれば、それだけで仕事に対するポテンシャルも上がります。
ですので、皆さんもチップの代わりにお礼の言葉を相手にお渡しされるようにしてください。

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